少し前と比べ、ナチュラルな商品への注目が高まっているように感じます。もちろん、オーガニックシャンプーも例外ではありません。しかし中にはオーガニックにみえてそうでないシャンプーもあるものです。 また、オーガニックとうたっているものでも、商品によって使い心地がまったく違います。ここでは、オーガニックシャンプーを選ぶためのポイントを押さえていきましょう。 そもそも“オーガニックシャンプー”って何?オーガニックとは「有機の」という意味を表します。有機で栽培された植物が少しでも入っていたらオーガニックと表記できることが特徴です。 しかし、日本では、化粧品がオーガニックであることを証明する明確な基準がまだありません。そのため、海外の基準を採用してオーガニックと表示している商品も多くみられます。市販のオーガニックシャンプーをみてみると、海外の機関のマークが入れられていることもあります。 オーガニックの基準いくつかある海外のオーガニック基準のうち、ここでは代表的なものを3つ見ていきましょう。 ・コスモス 2010年にフランスやドイツなどを含む5つの団体が集結して作られた機関です。コスモスのオーガニック認定を受けるためには、20%以上のオーガニック成分が配合されていなければなりません。 ・エコサート 1991年にフランスで設立した機関です。オーガニック認定をする団体の中でも世界最大規模とされています。オーガニックの植物原料を95%以上含むこと、完成した商品の10%以上がオーガニック成分であることが認定の基準です。 ・コスメビオ 2002年に設立された機関です。エコサートと同様に植物成分の95%以上、完成した商品の10%以上がオーガニックでないと認定を受けられません。 なお日本には「有機JAS」という機関があります。しかし、こちらは農作物に対してオーガニックかどうかを認定するものです。そのため先ほども言ったように、日本には現在のところオーガニック化粧品を認定する機関がありません。 有機栽培で作られた原料を配合しているシャンプーをオーガニックと呼ぶオーガニックシャンプーは、化学肥料や農薬を使わずに栽培された植物成分を使ったシャンプーのことです。 1つでもオーガニックの植物が入っていればオーガニックと表記できます。有機栽培された植物を使っているので、頭皮や人体への刺激が少ないものが多いことが特徴です。 農薬などの有害物質は、頭皮にたまると抜け毛や老化の原因となります。そのため若いうちから、後で紹介するイマジェアのようなオーガニックシャンプーへ切り替えておくことがとても大切です。 オーガニックとボタニカルの違いオーガニックシャンプーと同じように、なんとなく自然派をイメージさせる言葉として「ボタニカル」があります。ボタニカルとは「植物由来の」という意味です。 つまり、有機栽培された植物を使っているかどうかはボタニカルには関係ありません。植物がもっている本来の力で髪の毛を健康に維持しようとすることがボタニカルの目的になります。 オーガニックシャンプーを選ぶときにチェックしたいことオーガニックシャンプーは商品によって使い心地がまったく違います。石鹸シャンプーのように洗い上がりがギシギシになりやすいものから、しっとりと仕上がるものまでさまざまです。 オーガニックシャンプーを選ぶときは、単にブランドやオーガニックという言葉だけで選ぶのではなく、入っている成分や洗い心地で選ぶことが大切になります。 自分の髪の毛に必要な成分が入っているか自分の髪の毛が今どういう状態で、どういった成分を補給したほうが良いのかをまず知っておきましょう。 例えば、黒々とした健康な髪の毛を維持したり抜け毛を予防したい場合はパンテノール、内側から補修したい場合は植物エキス、乾燥が気になるなら保湿成分といった具合です。毎日使うシャンプーだからこそ、髪の毛に必要な成分をぜひ選んであげてください。 普通のシャンプーにいろいろな洗い心地のものがあるように、オーガニックシャンプーの仕上がりも商品によってさまざまです。中にはギシギシになってしまうものもあるので注意しましょう。 どんなに良い成分が入っているオーガニックシャンプーだからといって、必ずしも髪の毛にとって最良の商品だとはいえません。成分をみることも大切ですが、理想の髪質に仕上がるシャンプーを選ぶことも同じくらい大切なことです。 1つの判断基準として、何の界面活性剤が使われているのかをみる方法があります。洗い上がりの参考にしてみてください。 ・石けん 洗浄力:強い 特徴:髪の毛がごわついたり、きしんだりしやすい 成分:「石けん」とつくもの、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなど ・高級アルコール 洗浄力:中~強程度 特徴:よく泡立つ。脱脂力が強いので髪の毛がベタつきやすい方向き 成分:「~硫酸」と名前がつくものなど ・アミノ酸系 洗浄力:弱~中程度 特徴:洗浄力が弱いので髪の毛が乾燥しやすい方向き 成分:~グルタミン酸、アラニン、グリシン」など ・タンパク系 洗浄力:弱~中程度 特徴:しっとりと仕上がる。泡立ちや洗浄力は弱め 成分:「~加水分解ケラチン」と名前がつくもの、加水分解コラーゲン、加水分解シルクなど ・ベタイン系 洗浄力:やや弱い 特徴:低刺激なので敏感肌の方向き 成分:「~ベタイン」と名前がつくもの オーガニックシャンプーならではの特徴オーガニックシャンプーは有機栽培の植物成分が配合されているので、髪の毛に良さそうなイメージをお持ちの方が多いでしょう。 では、一般にドラッグストアで売られている他の安いシャンプーとは具体的に何が違うのでしょうか。 頭皮への刺激が少ないものが多い有機栽培で作られた植物は、化学肥料や農薬が使われていません。そのため頭皮への刺激が少ないと言われています。頭皮が荒れやすい方には使いやすいシャンプーといえるでしょう。 自然の力で髪の毛の健康を維持できるオーガニックシャンプーは有機栽培で育てられた植物を使っているので、自然そのものの力で健康な髪の毛を維持できます。ナチュラルな生活を応援する頼もしい存在です。 自然を守ることにもつながるオーガニックシャンプーは髪の毛だけでなく、自然にとても良い働きを持っています。植物を栽培するときに農薬などを使わないため、生態や環境に影響を与えにくいというものです。そのため、環境保全にもつながるシャンプーだといえます。 イマジェア ダメージケアシャンプーでオーガニックな毎日をイマジェアのダメージケアシャンプーは、髪の毛にも環境にも優しいオーガニックシャンプーです。厳選した植物由来成分を使っていることはもちろん、泡立ちがクリーミーでしっとりと髪の毛をまとめあげます。 スーパーフードとしても名高いキノア、そしてエイジングケアに優れたザクロが配合されているので、乾燥やダメージが気になる方にピッタリのシャンプーです。ヘアカラーを守る働きもあります。 シャンプーだけでなくオイルもオーガニックにこだわろう100%濃縮のオーガニックブレンドオイルを配合した「イマジェア フュージョン オイルブレンド」は、4つの面から髪の毛をしっかりケアします。 1.ダメージケア 2.保湿 3.ツヤ感アップ 4.クシ通りをなめらかに 乾かした髪の毛に数滴なじませるだけで、するんとまとまりのある理想の髪の毛へ近づけてくれるアイテムです。オーガニックのヘアオイルで、抜かりないヘアケアを実現します。 こだわりの成分でお風呂上がりの髪の毛を健やかに髪の毛を健康的かつツヤのある状態に保つために、こだわりの成分が配合されているのも特徴です。 ・マルラオイル フェアトレードで調達したマルラが原料。エイジングケアに嬉しいビタミンCやビタミンE、リノレン酸などが含まれています。 ・シアバター 保湿力に優れている成分です。髪の毛を保護して紫外線ダメージから守ります。 ・サンフラワーオイル オレイン酸を80%以上も含むオイルです。オレイン酸は皮脂に多く含まれている成分なので髪の毛によく馴染みます。 ・コバイバオイル アマゾンの原住民が愛用する万能と呼ばれるオイル。髪の毛に自然なツヤを与えます。 ・スイートオレンジエッセンシャルオイル 髪の毛を健やかに保ち、潤いを与えます。 ・ババスオイル ビタミンEやフィトステロールを豊富に含むオイルです。エイジングケアにも使われています。 まとめオーガニックシャンプーとは、有機栽培で育てられた植物成分を使ったシャンプーのことです。商品によって配合されている成分や洗い心地が違うので、自分の髪質に合うものを選びましょう。 オーガニックシャンプーを使った後は、ぜひヘアオイルもオーガニックにしてみてください。シャンプーからヘアオイルまでこだわることで、理想の健康的な髪の毛を手に入れられるでしょう。 商品リンク
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