2023年2月24日配信

今週の美容ルーティン
「美肌・美髪養分を逃さないで食べる」

vol.011 白髪予防のレシピ 美髪には蒸し料理がベスト

こんにちは、美容家のYUKAです。イタリア・ミラノから美容情報をお届けしています。まだまだ寒い日が続き暖かい日差しが恋しい季節ですね。寒い朝に飲むエスプレッソで体のスイッチを入れ一日をスタートするのがイタリア人のよくある朝食の光景ですが、日本の伝統的な朝食と言えば、焼き魚に納豆、味噌汁という純和食。これはとてもシンプルな朝食をとるイタリア人には驚きなのです。

多くの日本人が日常的に食す味噌や納豆などの大豆食品。これはとても貴重な良質なたんぱく質源です。今日は一見関係なさそうな「白髪とたんぱく質」の関係についてお話したいと思います。
「納豆は飽きてしまう!」という方にもおすすめの大豆レシピも紹介しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

頭皮の健康状態を左右する普段の食事

頭皮は元気な髪を作るための土壌であると考えましょう。つまり頭皮に栄養が足りていなければ育毛環境が悪いということになってしまうのです。さらには白髪を増やすスピードが加速する原因にもなります。
髪の毛の約 80%はたんぱく質です。大豆製品には髪の毛を作る成分となるたんぱく質を構成するためのアミノ酸が豊富で良質なたんぱく質食品の代表格と言えます。

さらに、冒頭で触れた納豆や味噌は日本伝統の発酵食品ですよね。何気なく食べているけど、実はものすごいパワーを持っているのをご存じでしたか?
発酵食品が持つ腸内環境を整える働きは、美肌や代謝アップ、アレルギー症状の改善、免疫力アップなど嬉しい効果もたくさんありますね。

大豆の種類による栄養価の違い

大豆を毎日の食事に取り入れるとしたら、豆腐や納豆、豆乳、そして味噌が一般的ではないでしょうか?近頃スーパーでは時短料理を助ける「大豆の水煮」や「蒸し大豆」のコーナーもよく見かけるようになりました。
これら全て同じ大豆を加工した食品ですが、実は栄養価に大きな違いがあるのをご存じでしたか?

この表からも分かるように、良質なたんぱく質やその他食物繊維やオリゴ糖、イソフラボンを極力逃さず摂れるのは「蒸し大豆」でした。
その理由はとてもシンプル。大豆を加工工程で茹でる時に、ゆで汁の中に栄養素が溶けだしてしまうのです。蒸し大豆はそのまま豆を蒸すので栄養を逃すことはありません。
蒸し大豆はサラダやスープなど幅広く使えて便利ですのでぜひ有効活用してくださいね。

白髪に負けない健康な頭皮をつくるたんぱく質レシピ
「蒸し大豆で腹持ち抜群のチリコンカン」

<材料(2人分)>
蒸し大豆 1袋
たまねぎ 1/2個
ベーコン 3枚
ニンニク(みじんぎり) 1かけ
チリパウダー 小さじ1/2
小麦粉 大さじ1
●水煮カットトマト 1パック
●ケチャップ 大さじ1
●ウスターソース 小さじ1
●顆粒スープの素 小さじ1
●砂糖 小さじ1
塩コショウ 少々
タバスコ お好みで
オリーブ油 大さじ1
<作り方>
①たまねぎはみじん切りに、ベーコンも小さめにカットし、オリーブ油を熱した鍋にニンニクを入れて香りを立たせ、たまねぎを炒めます。
②たまねぎがしんなりしたら、ベーコンを加えて軽く炒め、チリパウダーと小麦粉を入れて粉っぽさが無くなるまで炒めます。
③大豆と「●」の調味料を加え蓋をして中火で15分程度煮込みます。
④塩コショウとお好みでタバスコを加えて味を整えて完成。

頭皮に直接栄養補給するなら白髪予防ローションを

頭皮にもダイレクトにたんぱく質を届けてあげると効果的です。食事からだけではなく、頭皮の美容液からも、良質なたんぱく質を摂取しましょう。濃厚な大豆たんぱく質を配合したエイジングケア特許成分REDOXINAを配合した、エルゴンの白髪用美容液『GHアンチグレイローション』は頭皮にダイレクトに白髪予防成分を届けてあげることができます。
洗髪後タオルドライをしたら、ローションを直接頭皮に塗布してマッサージしながら浸透させるだけ。洗い流す必要はありません。
マッサージを一緒にすることで血行改善にもなり、食事から摂取した栄養分とローションの成分両方を行きわたらせやすくなりますよ。

【幸せの美容ルーティン】では美髪を保つための秘訣や、お悩みにそったケアの方法などをミニコラム形式で配信いたします。