白髪がちらほらあちこちに目立ってきたら白髪染めをして目立たなくさせるのは一番手っ取り早い方法かもしれません。でもその白髪染めが白髪を増やす原因になっているとしたら?それは考え物ですよね。このコラムでは白髪染めと白髪ができる関係性について解説したいと思います。
白髪染めで白髪が増えるのか?
それは本当です。白髪染めに使われている化学薬品はとても強い成分です。白髪を染めて目立たなくさせようとしているのに、逆に白髪を増やしてしまうという逆効果にしないためには、髪や頭皮に刺激の少ない白髪染めを選ぶことが大切です。 特に白髪染めは1度だけでなく、定期的に何度も繰り返すため、髪や頭皮へのダメージも蓄積されやすいのです。ダメージが進めば進むほど頭皮や髪が弱り、白髪の発毛にあらがえない状態になります。よって白髪が増えやすくなるのです。
なぜ白髪染めで白髪が増えやすくなるの?
その原因は活性酸素を増やしてしまうことにあります。 活性酸素についてはこちらのコラム (クリックで別コラムへ)でも解説しましたが、活性酸素は元々わたしたちのからだの中で作られ、からだの外から入ってきたウイルスや細菌からからだを守ってくれています。しかしこの毒を退治してくれる活性酸素自体にも毒性があるため、体内で必要以上に増えることで健康な細胞も攻撃してしまいます。 若い時なら増えすぎてしまった活性酸素を無毒化する「抗酸化力」が備わっていますが、40歳前後からこの機能も低下してしまうため、からだの老化が加速してしまいます。
活性酸素の頭皮や髪への影響
白髪染め自体が直接白髪に変化させる原因ではありませんが、白髪染めの薬品が頭皮や毛根に付着し、綺麗に洗い流したつもりでもどうしても頭皮に薬剤が残ってしまうことで白髪の原因になりやすくなります。 頭皮や毛根に残った薬剤から発生した活性酸素は正常な毛根の働きや発毛のための機能を低下させてしまいます。つまり、髪の毛を黒くするためのメラノサイトの働きが弱まることでメラニン色素が生成されにくくなり、結果として白髪が増えやすい頭皮環境になってしまいます。
頭皮にかゆみや湿疹がある、乾燥してフケが出やすい。これらに当てはまる方は頭皮や毛根のエイジングが進行しやすい環境になっている可能性もあります。まずはあなたの今の頭皮の状況を知ることが大切です。
活性酸素は様々な要因で増えてしまう
「ストレスが溜まると白髪が増える。」と言われているのも、ストレスによって体内の活性酸素が増えてしまうことが原因です。ストレスだけでなく、不健康な生活習慣や睡眠不足など活性酸素が必要以上に増えてしまう原因はたくさんあります。それなら、できる限り増やさない生活を心がけたいですよね。
どうしても白髪染めをするなら -白髪を美しくケアするための秘訣-
① 頭皮や髪にダメージの少ない低刺激性の白髪染めを選ぶ
市販の白髪染めは、強い薬品が使われていることが多いので要注意。美容室でプロが使用するカラー剤は低刺激な成分のものもありますので、美容師に相談してみましょう。
② 白髪染めの回数を減らす
もともとの地毛の色より明るい色でヘアカラーを楽しみたい!という方も多いはず。しかし地毛より明るい色で染めることで、白髪の色が光で浮きやすくダメージを受けた髪の質感も目立ちやすくなります。白髪染めを地毛の色に近い色にすれば、逆に目立ってしまうことを抑えることができます。
③ 白髪ケア専用のヘアケア用品を使う
おすすめはベスト・イノベーション成分を受賞した成分のGREYVERSE™(グレイバース)を配合したGHリバースシャンプーです。エイジングサインの気になるハリやコシのなくなった髪や白髪を根本から徹底ケアする新技術で生まれた成分で、健やかで艶のある美髪を育みます。
白髪ケアに特化した新成分GREYVERSE
GREYVERSEはLUCAS MEYER社(ルーカスマイヤー社)が開発した新成分で、メラニンの生成にアプローチし、毛根の光老化による酸化ストレスをケアしながら、新たな白髪の発育を遅らせます。また、すでに生えている白髪を徐々に自然な髪色に戻す働きをします。
エイジングケア特許成分REDOXINAも配合
REDOXINA(レドクシーナ)は世界最古の湖のひとつであるアッパークラマス湖にのみ生息する古代種藻(ブルーグリーンアルジー)から生まれた成分。このブルーグリーンアルジーは人体が必要とする100種類以上もの栄養素を含み、現代のバイオテクノロジーによって抽出に成功した特許成分です。
健康な頭皮環境を保つための保湿も重要
GHリバースシャンプーにはドライヤーやアイロンで傷んだ髪の保湿と毛髪の強化を叶えるパンテノールも配合。水溶性のビタミンで、保湿や組織修復促進効果がある他、皮膚を柔らかくしたり抗炎症作用があるなど、様々な効果が期待できます。
まとめ
白髪染めと白髪の発生の関係について解説しました。全ての白髪染めがダメというわけではありませんが、お店などで入手しやすくよく流通しているものほど選ぶときに注意が必要です。白髪を隠すためにしたことがかえって白髪を増やしてしまう原因にならないようにしたいですよね。
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