白髪だけでなく体も一緒にケアしてあげましょう

「最近同じところからばかり白髪が生えてくる」なんて心当たりのある方はいませんか？頭部は50か所ものツボが集まる部分。血行の改善が白髪予防になるということは別のコラムでもお話しました。
足裏のツボマッサージで痛いところは体の不調がある部分と言われているように、実は頭部も白髪がよく生えてくる部分が体の不調を示すサインになのです。

20代の33%に白髪が生えている

若い頃は「白髪を気にするのはまだまだ先。」なんて思っていたかもしれませんが、2021年の「白髪に関するアンケート」の調査結果では20代の33%が「白髪がある」と回答する^*など、白髪は若くても発生しますし、若いうちからのケアが将来を変えるのです。

*ファストレンドによる「白髪に関するアンケート」調査期間：2021年8月28日 ～ 2021年8月31日　男女780名

白髪が体の不調を教えてくれる

白髪ができる原因は、頭皮の老化や血行不良、食生活や生活習慣、ストレスや運動不足、睡眠不足など様々な要因が絡み合っています。もし白髪が同じところに密集するように生えてきたら要注意！その原因となる不調の疑いのある体の部位を知ることで、白髪の要望や改善だけでなく、体のケアをすることもできます。せっかく体が不調サインを白髪を通して教えてくれているのですもの。ケアしてあげない理由はないですよね！

頭頂部に白髪が多い場合―胃腸やストレス

頭のてっぺんにあたる部分は百会（ひゃくえ）という重要なツボがある場所です。ここに白髪が密集する場合は、胃や腸などの消化器系から引き起こる体調不良が原因になっている可能性があります。また自律神経に関連するため、精神的ストレスの多い生活をしている場合も頭頂部に白髪ができやすくなります。

また、頭頂部は紫外線の影響も多く受けるため、紫外線のダメージが原因となる場合もあります。

前髪付近に白髪が多い場合―ホルモンバランスの異常や腸活不足

鏡を見て発見しやすい場所でもあるので、「前髪ばっかり白髪が多い！」と気になってしまう部分かもしれません。白髪が増え始める30代から前髪にできやすくなるので、簡単に体の不調と結びつけることは難しいのが実情です。
他の部分は白髪がないのに、あまりにも不自然に前髪だけ白髪が密集していて、さらに便秘や痔が慢性的になっている方は体を気にかけてあげる必要があります。

こめかみに白髪が多い場合―目の疲れ

こめかみは視神経につながっている部分。日常的に目を酷使する仕事をしている方は、目を休ませてあげること、暗い所でスマートフォンやパソコンの操作をしたり、本を読んだりする習慣を見直してみましょう。

耳の周りに白髪が多い場合―歯・歯茎のトラブルや聴覚障害

イヤホン等で日常的に大音量で音楽を聴いていませんか？また、最近耳が聞こえにくくなったということはありませんか？
普段何気なく聞いている様々な音、実は聴覚が必要な音を聞き取るために不要な音をシャットダウンしてくれている機能を私たちは持っています。
普段耳をあまり気にする機会がない分、心当たりのある方は気遣ってあげましょう。

また、虫歯や歯槽膿漏・歯周病といった、目で見えない部分の症状が進行している可能性も考えられます。心当たりのある方は歯の健康診断をするきっかけにもなりますよね。

頭頂部の右側に白髪が多い場合―腎臓

腎臓の主な働きである体の中で不要になった老廃物を体外に排出してくれるという機能が低下している可能性が考えられます。
体のむくみがひどいと感じたり、尿の出方が正常でない。という場合は、塩分を控える食生活を心がけるなど、食の改善を考えてみましょう。

頭頂部の左側に白髪が多い場合―肝臓

肝臓の主な働きである体の中の毒素を解毒してくれるという機能が低下しているかもしれません。アルコールを日常的にたくさん飲む方は休肝日を設けたり摂取量を減らしてみるのもよいでしょう。

後頭部に白髪が多い場合―婦人科系や生殖器系

後頭部はなかなか自分ではチェックしにくいですよね。美容室に行ったときや、家族、友人に見てもらいましょう。
髪質や頭皮の状態にもよりますが、睡眠時にまくらと頭皮の摩擦刺激によって白髪が増えやすくなる原因にもなります。

つむじに白髪が多い場合―心臓や肺

つむじに少し白髪があっただけで神経質になる必要はありませんが、極端に白髪が密集していたり、最近動悸することが多かったり、胸が締め付けられるような感覚や痛みがある場合は、医師へ相談をした方がいいかもしれません。

白髪のケアをしながら体のことも一緒にケアしてあげよう

毎日忙しい生活を送っていると、なかなか自分の体の変化に気づきにくいこともありますよね。白髪が教えてくれるサインをしっかり受け止めて、生活習慣を見直しながら体を労わるきっかけ作りとして考えてみましょう。
また白髪は様々な要因が複雑に絡み合って生えてくるため、「この部分を改善したから白髪が予防できる！」ということはありません。あなたの体や心が喜ぶことは何だろう。という視点が日常生活に必要です。

白髪染めは、恐ろしい悪影響も

白髪染めをしていると、さらに白髪が増えることを知らない方もいるでしょう。白髪染めにより発生する活性酵素は、髪を黒く保つメラノサイトを破壊してしまいます。

でも白髪染めをせずに、どうやって白髪対策をすればいいのでしょうか？

白髪の対策

まずは頭皮の血行を良くすることが、はじめの一歩です。

頭皮の血の巡りが良くなることで、育毛に必要なたんぱく質などの栄養素が行き届きます。血行が促進されると白髪や抜け毛の予防になります。

白髪を根本ケアできるアイテム

白髪を根本ケアできる。
そんなものがあったら、なにか怪しいのでは？と思う方もいるでしょう。

実は近年では白髪を根本ケアできる特許成分が開発されているのです。

９０カ国に展開している美容室ブランドのエルゴンが『GHアンチグレイシャンプー＆ローション』という白髪ケア専用のシャンプーと美容液を開発しています。これは白髪専用の特許成分が、メラニン色素にアプローチして白髪を徐々に自然な髪へ戻していくという画期的なもの。

この『GHアンチグレイシャンプー＆ローション』は伊勢丹新宿店などの有名百貨店や美容室で取扱いがあるのも安心ですね。

いつも白髪染めをしていると、活性酵素が溜まり、さらに白髪が増えるという悪循環に陥ります。『ＧＨアンチグレイシャンプー＆ローション』はその活性酵素にも着目しているので、白髪染めをしながらもダメージケアができるのです。

白髪染めしないシャンプー

白髪染めシャンプーを使っている方。髪が傷んでしまっていませんか？

白髪は日常的にどのようにケアしていけばいいのでしょうか？

エルゴンが美容室で提供している『ＧＨアンチグレイシャンプー』には炭の成分が入っています。毛穴の皮脂汚れは、抜け毛の原因にもなりますが、このエイジングケアシャンプーは炭パックのように頭皮の毛穴をごっそり綺麗にしてくれます。

前述の『ＧＨアンチグレイローション』とセットで使うことで、白髪専用のエイジングケア成分をしっかり毛穴へ浸透して、血の巡りもよくなっていきます。白髪染めの悪循環を見直していくことが大切ですね。