前髪に白髪が集中する？それは腸活不足またはホルモンバランスの不調サインかも

前髪に白髪が集中していたら

白髪が増え始める30代あたりから比較的前髪付近に白髪ができやすいことから、前髪の白髪発見率は高いと言えるでしょう。鏡でも確認しやすい位置ですものね。しかしあまりにも不自然に前髪に白髪が集中している場合は、腸活不足やデリケートゾーンの不調のサインかもしれません。もし心当たりのある方は、今すぐ本格的な白髪ケアをスタートしましょう。

足つぼマッサージで痛いと感じるところは体の不調がある部分と言われているように、白髪が集中している部分が体の不調を表してくれているのはご存じでしたか？
前髪に集中する白髪が、腸やデリケートゾーンとどのようなかかわりがあるのか解説していきます。

前頭部のツボと体の関係

頭部には50ものツボがあり、前髪の位置にあたる前頭部には「神庭」や「顖会」「曲差」などのツボがあります。

神庭（しんてい）：額の中心で生え際から１センチほど上の凹み

顖会（しんえ）： 顔の中心線、生え際から指３本分上のところ

曲差（きょくさ）：神庭のツボから３センチ離れた左右

さらに「足の裏のツボを押すことで、便秘などの内臓器官の働きを改善できる」と言われるように、頭部にも「反射区」と呼ばれる全身の各器官臓器とつながる箇所があります。

前髪付近はホルモン系統といった生殖器の働きや肛門、直腸、大腸といった腸の働きにつながる反射区が存在しています。

頭部が体や心とつながっているとは驚きですが、長い歴史の中で発見と効果の確認が世界中で行われて体系化され、治療や健康法に生かされています。それでは具体的にケアの方法を見ていきましょう。

前髪の白髪を外側からケア

白髪のケアで手っ取り早いのは白髪染めかもしれません。しかし市販の白髪染めには活性酸素を発生させ、頭皮の老化を促進させてしまう成分が含まれており、かえって白髪を増やしてしまう危険性もあります。白髪を根本からケアするには、食生活や生活習慣の見直しなどの内側からのケアと同時に外側からも白髪の生えにくい、髪や頭皮の老化と戦える頭皮環境を作ることが大切です。

おすすめ白髪ケア専用のヘアケア

白髪や頭皮の老化にアプローチするための特許成分が２つも入った画期的なシャンプーとローションの併用がおすすめです。

毎日の洗髪とローションの塗布を気軽に取り入れながら、髪の育毛サイクルに合わせて頭皮に働きかけてくれます。産後の急激な髪の老化に悩む女性や世界93か国の美容師にも支持されるエイジングケア*のための製品です。

前髪に集中した白髪の部分は特に入念にローションを直接頭皮に塗布し、次に挙げる頭皮マッサージも取り入れましょう。

*年齢に応じたケア

血行促進マッサージで白髪に負けない頭皮に

頭皮の血行が良い状態とは、食事から摂取した育毛のための栄養が血流とともに行きわたりやい状態であることです。反対に頭皮の血行が悪いと栄養不足で頭皮の老化が進行してしまいます。頭部には50ものツボがあるため、ツボを刺激しながら頭皮マッサージを行うことで、体の内側もケアしてあげることができます。

前髪に集中する白髪の場合は、先に述べた「神庭」や「顖会」「曲差」のツボを特に意識してマッサージしてあげましょう。

指３本づつを生え際の中心にセットしたら、上下に頭皮を数回動かしながら少しずつこめかみに移動させましょう。最後にこめかみを、３秒程円を描くようにじっくり指圧します。これを３セット行います。

前髪の白髪を内側からケア

便秘が続いていたり、排便に不調を感じていませんか？先に述べた前頭部の反射区、ホルモン系統や肛門、直腸、大腸などの腸の不調がある場合には、ホルモンバランスを整えたり、腸の働きを助ける食べ物がおすすめです。毎日の食事に積極的に取り入れ、労わってあげましょう。

　

ホルモンバランスを助ける食べ物・飲み物

特に女性ホルモンは繊細で、ホルモンバランスが崩れやすい特徴があります。ホルモンバランスを整えるには、生活習慣や質の良い睡眠など様々な改善も必要ですが、毎日の食事に積極的に摂りたい食材は以下の通りです。

大豆製品全般：納豆、豆腐、豆乳など

大豆製品は良質なたんぱく質とミネラル類を豊富に含み、発毛を助けてくれる食材です。髪の毛の80％はたんぱく質から作られ、筋肉や臓器など体をつくる重要な栄養素です。さらに髪の毛を黒くするメラニン色素を作る働きを活性化してくれるミネラルは大豆からも摂取できますので、美髪のための万能食材と言えるでしょう。

ビタミンB6：マグロやカツオ、鶏肉、レバー、バナナなど

女性ホルモンのひとつでもあるエストロゲンは生殖器官の働きの維持や肌を美しくするホルモンです。ビタミンB6はエストロゲンの代謝に働きかけてくれます。

ビタミンE：アーモンドやヘーゼルナッツなどナッツ類

ホルモンの分泌をコントロールする脳下垂体や卵巣に働きかけてホルモンの分泌を促し、生理痛も和らげてくれます。

少し温めた豆乳やフレッシュなバナナジュースなど、ホルモンバランスを整える食材を使った飲み物であれば、食べてもよし、飲んでも良しの万能な飲み物になりますね。

避けたい食べ物・飲み物

逆にホルモンバランスを乱す食べ物もあります。例えばインスタント食品やコンビニ弁当などに多く含まれる添加物は体の中のミネラルを奪って成長ホルモンの分泌を妨げてしまうので注意しましょう。

さらに極端なダイエットによって女性ホルモンを調節するためのたんぱく質が不足した場合、ホルモンバランスを崩しやすくなるで注意が必要です。

また、極端に冷たい飲み物は身体が冷えることで自律神経に影響を及ぼしホルモンの分泌を妨げるためおすすめしません。

腸活を助ける食べ物・飲み物

腸活とは腸内の細菌のバランス、腸内フローラを整えることで全身の健康につなげることです。腸内には1000種類もの細菌が生息し、その数は100兆個という気の遠くなる数字になります。*　体の健康のためにはビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の割合を増やすことが重要であり、善玉菌が好む食材を摂ることで、腸内細菌のバランスが整う手助けになります。

厚生労働省
生活習慣病予防のための健康情報サイトe-ヘルスネット「腸内細菌と健康」

生きた善玉菌（プロバイオティクス）：
ヨーグルト、納豆、漬物などの発酵食品、チーズ

製造方法によっては殺菌されてしまっているものもありますので購入の際にチェックしましょう。調味料も塩こうじや酢、醤油、みそなど発酵調味料を使うのがおすすめです。

善玉菌が喜ぶオリゴ糖：大豆、たまねぎ、ニンニク、バナナ

腸の蠕動（ぜんどう）運動を助ける食物繊維：
海藻類、オクラやモロヘイヤなどのねばねばした野菜、ゴボウや大根、さつまいも、きのこ類

食物繊維は善玉菌の増殖を促して腸内で活発に働けるようサポートしてくれます。さらに排便する腸の動きを助けてくれるので、便秘や下痢など便通に不調のある人は積極的に摂るといいでしょう。

食物繊維をフレッシュな状態で摂ることができる野菜ジュースを甘酒や豆乳などで割ってミキサーで作ればオリジナルの腸活ドリンクになります。