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頭頂部の白髪と「地肌が透ける」は同時に来る。40代からの頭皮ケアという答え

朝、洗面所の鏡の前で髪をかき上げたとき。
白髪が増えたことより先に、「地肌が、前より見えている」ことに気づいてしまった。

分け目でも、こめかみでもなく、頭頂部。自分では直角に見ることのできない、あの一点です。

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ショーウィンドウに映った自分。美容室でカットクロスを外した瞬間の鏡。エレベーターの天井の照明。
不意に「上から」自分を見せられる場面で、心臓が少し冷たくなる。

白髪と、地肌の透け。
まったく別の悩みのはずなのに、なぜ同じ時期に、同じ場所で始まるのでしょうか。

これは偶然ではありません。頭頂部という場所には、その2つが同時に進みやすい理由がそろっています。

1. なぜ頭頂部だけ、白髪と「透け」が同時に進むのか

白髪と髪の太さは、同じ場所から生まれている

白髪と、髪が細くなること。この2つを別々の悩みとして扱っている方がとても多いのですが、実際には同じ「毛包(もうほう)」という器官から生まれる、2つの結果です。

毛包は、頭皮の内側にある髪の製造工場のようなもの。ここには2種類の細胞が同居しています。

  • 毛母細胞……髪そのものを作る。太さやハリを決める
  • メラノサイト……髪に色をつける。黒さを決める

つまり、色の担当と、太さの担当が、同じ工場で隣り合って働いているということです。

工場の環境が変われば、当然、両方の担当が同時に影響を受けます。血のめぐりが落ちれば栄養が届きにくくなり、酸化ストレスが増えれば細胞は疲弊すると考えられています。片方だけが無事、ということのほうが不自然なのです。

「白髪が増えたと思ったら、髪もなんだか細くなった」という感覚は、気のせいではありません。同じ場所で起きている、同じ原因の2つの現れ方と考えられています。

頭頂部は、体でいちばん紫外線を浴びる場所

顔には日焼け止めを塗ります。腕にもUVカットの袖を通します。
では、頭頂部は。

頭頂部は、太陽に対してほぼ真上を向いた面です。夏の日中、地面と平行なこの一点が受ける紫外線量は、顔の数倍にのぼるという指摘があります。しかも頭頂部だけは、ほとんどの人が一年中、無防備なまま過ごしています。

紫外線は頭皮に活性酸素を発生させ、その酸化ストレスがメラノサイトの働きを鈍らせる一因になると考えられています。さらに頭皮の乾燥やごわつきを招き、髪が育つ土台のコンディションを下げていきます。

「夏の終わりから秋にかけて、白髪が急に目立ってきた気がする」という声が多いのは、この時間差によるものかもしれません。夏に受けた頭皮のダメージは、その場ではなく数ヶ月後に生えてくる髪に現れるからです。

紫外線と白髪の関係については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
夏の紫外線が白髪を加速させる本当の理由

頭頂部は、血流の「終着点」にあたる

頭皮に血液を送る動脈は、首の後ろや耳のまわりから頭を包み込むように上へ伸びています。つまり頭頂部は、いちばん最後に血液が届く場所です。

加えて、頭頂部の頭皮は骨に近く、筋肉がほとんどありません。前頭部や側頭部には表情筋や咀嚼筋の動きが伝わりますが、頭頂部にはそれがない。自力で動かないぶん、めぐりが滞りやすい構造をしています。

デスクワークで前傾姿勢が続き、肩と首がこわばっている状態は、この終着点への流れをさらに細くします。頭頂部が「いちばん先に、いちばんはっきり」年齢のサインを出しやすいのは、こうした条件が重なるためと考えられています。

皮脂と汗が、いちばん溜まる場所でもある

頭頂部は皮脂腺の密度が高い部位です。夏場は汗と皮脂が混ざり、酸化した皮脂が頭皮に長時間とどまりやすくなります。

酸化した皮脂は、それ自体が頭皮への刺激になると言われています。ベタつきを気にして洗浄力の強いシャンプーで一日2回洗う、という対処に走ると、今度は必要な油分まで奪って乾燥を招き、頭皮はさらに皮脂を出そうとします。

頭頂部は、紫外線・血流・皮脂という3つの負荷が、たまたま全部重なってしまう場所なのです。

2. 「隠す」ケアだけでは、なぜ追いつかないのか

白髪が気になったとき、多くの方が最初に選ぶのは白髪染めです。実際、いちばん確実で、いちばん早い方法でもあります。

ただ、染めるという行為はすでに生えてきた髪の色を上から変えるものです。頭皮の内側で起きていることには手が届きません。

そして根元は、3週間から4週間で必ず白く伸びてきます。染める。伸びる。また染める。この周期をくり返すあいだ、頭皮は繰り返し薬剤に触れることになります。

ここで問題になるのが、染めるたびに、髪が育つ土台そのものが少しずつ消耗していく可能性です。ボリュームが気になる方ほど、この点は無視できません。地肌が透けて見えるという悩みに対しては、染めることは何の解決にもならないからです。

白髪染めを否定したいのではありません。染めることは今日の見た目を整える、確かな手段です。
ただ、それだけでは、明日生えてくる髪には何も起きない

だからこそ、「隠す」に「整える」を足す、という考え方が必要になります。

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3. 頭頂部のために、今日から変えられる5つのこと

その1/夜のうちに、頭頂部の皮脂をリセットする

朝シャンプーの習慣がある方は、夜に切り替えてみてください。日中に浴びた紫外線と、酸化した皮脂を翌朝まで頭皮に置いたままにしないためです。

洗うときは、指の腹で頭頂部を「こする」のではなく、頭皮を動かすように。爪を立てると頭皮の負担になります。

その2/すすぎに、洗う時間の2倍をかける

頭頂部は泡が残りやすい場所です。すすぎ残しは頭皮のコンディションを乱す原因になります。「もう十分」と感じてから、あと30秒。

その3/頭皮を、必ず乾かしきる

濡れたままの頭皮は雑菌が繁殖しやすく、においやかゆみにつながります。ドライヤーは根元から。頭頂部は最後ではなく、最初に乾かすのがコツです。

その4/頭頂部にも、日除けを

帽子や日傘を「面倒なもの」ではなく、頭頂部専用の日焼け止めと考えてみてください。夏の外出時、この一枚があるかないかで、数ヶ月後に生えてくる髪の環境は変わってくると考えられています。

その5/耳の上から、頭頂部へ引き上げる

血流の終着点である頭頂部に、外から助けを送る方法です。

  1. 両手の指を、耳の上あたりの頭皮に置く
  2. 指の腹で頭皮をつかむようにして、頭頂部へ向かって引き上げる
  3. 5秒キープして、ゆっくり戻す。これを5回

お風呂上がり、頭皮がやわらかくなっているときが最適です。1日1分で構いません。続けられる量にすることのほうが、強さよりずっと大切です。

4. 頭皮から届ける、という選択肢

ここまでの生活習慣は、すべて「土台を悪くしない」ためのものです。ではもう一歩、土台に直接はたらきかけるとなると、頭皮用の美容液という選択肢が出てきます。

シャンプーやトリートメントは、髪に対して外側からアプローチするもの。どれだけ良いものを使っても、洗い流すという性質からは逃れられません。一方、頭皮ローション(頭皮用美容液)は洗い流さず、頭皮そのものに留めて使う設計です。届く場所が、そもそも違います。

GREYVERSE®という成分について

白髪ケアの領域で近年注目されているのが、GREYVERSE®(パルミトイルテトラペプチド-20アミド)という成分です。

この成分は、9,000社以上の化粧品会社が集まる世界最大級のコスメイベントでベスト・イノベーションアワード銀賞を受賞しています。

Lucas Meyer Cosmetics社の原料試験データによると、90日間の試験において、被験者の92%が変化を実感したと報告されています。

この数字が示しているのは、成分そのものの性質であって、特定の製品の効果ではありません。ただ、白髪という領域で、これだけの期間と人数で試験されている原料は多くありません

REDOXINAという保湿・エイジングケア設計

もうひとつ、ヒアルロン酸と3種の植物由来アミノ酸(大豆・小麦・植物アミノ酸)を組み合わせたREDOXINAという設計があります。こちらは頭皮の保湿と、髪が育つ環境そのものを整える役割です。

色にはたらきかける成分と、土台を整える成分。頭頂部という、白髪と透けが同時に進む場所には、この両方が必要だと考えています。

※ GREYVERSE®はLucas Meyer Cosmetics社が開発した原料であり、記載の数値は原料メーカーの試験データを引用したものです。本品の効能を保証するものではありません。全品化粧品(非医薬部外品)です。

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洗い流さず、頭皮に留めて使うケアです。


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5. どのくらい続ければいいのか

正直にお伝えします。1週間や2週間では、何も変わりません。

髪には毛周期(ヘアサイクル)があり、いま頭皮の下で作られている髪が実際に伸びて目に見えるようになるまでには、どうしても数ヶ月かかります。今日ケアを始めても、その結果が鏡に映るのは秋から冬です。

先ほどの原料試験も、90日という期間で行われています。3ヶ月。これが、頭皮ケアを判断するのに必要な最低限の時間だと考えています。

逆に言えば、こういうことです。
8月に始めれば、11月には3ヶ月が経っている。

夏に浴びた紫外線のダメージが、これから生えてくる髪に現れはじめるのが、ちょうどその時期です。今から始めるという判断には、季節の面でも意味があります。

6. まとめ

  • 白髪と地肌の透けは、同じ毛包から生まれる2つの結果。別々の悩みではない
  • 頭頂部は紫外線・血流・皮脂という3つの負荷が重なる、いちばん過酷な場所
  • 染めるケアは今日の見た目を整えるが、明日生えてくる髪には届かない
  • だから「隠す」に「整える」を足す。頭皮に留めて使うケアという選択肢がある
  • 判断に必要な時間は3ヶ月。8月に始めれば、11月に答えが出る

頭頂部は、自分ではいちばん見えにくい場所です。
けれど、人からはいちばん見られている場所でもあります。

だからこそ、鏡で確認できないぶん、ケアという事実のほうを積み上げておく。それが、40代からのいちばん確実な安心の作り方だと思っています。

よくあるご質問

Q1. 白髪染めと併用しても問題ありませんか

併用いただけます。むしろ、染めることで負担のかかりやすい頭皮のコンディションを整えるという意味で、組み合わせて使われている方が多くいらっしゃいます。カラー直後は頭皮が敏感になっていることがあるため、施術当日は避け、翌日以降からのご使用をおすすめしています。

Q2. 頭頂部だけに使えばよいですか

気になる部分から始めていただいて構いませんが、頭皮全体になじませるほうが望ましいです。白髪は目立つ場所から気づくだけで、頭皮のコンディションは全体でつながっているためです。ノズルを頭皮につけて、5から7プッシュを全体に行きわたらせてください。

Q3. 使うのは朝と夜、どちらがよいですか

洗い流さないタイプですので、夜、シャンプー後にタオルドライした頭皮への使用がおすすめです。頭皮が清潔でやわらかくなっているタイミングが最もなじみます。朝のスタイリング前にお使いいただくこともできます。

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