社会や環境のサスティナビリティを目指した革新的な道筋を通してブランド価値を示すための、「Culture of Purpose」強化の持続可能な10カ年計画を打ち出しました。 ファッション界においてもサスティナブルをリードすべく、人と地球の未来にポジティブな変化を与えようと具体的な長期目標を据えています。 中にはジェンダーの平等推進、2025年までに40%(2015年相対値)の環境負荷削減、環境に優しい原材料や製造工程の実現など多岐にわたり、2020年末には再生可能エネルギーへの切り替えを達成しました。
またジェンダーの平等についても精力的に発信しているグッチは、2013年に立ち上げた「CHIME FOR CHANGE」で、ジェンダー改革のためのグローバルプロジェクトを推進しています。
イタリアで創業から50年。グリーン・ブランドの先駆けとしてサスティナビリティや環境保護に取り組むeLGON(エルゴン)は、フェアトレードによる原料栽培や生分解性の高いパッケージと原料の採用のほか、アフリカの貧困に苦しむ女性のための職業訓練学校を設立するなど、「Share the Future-未来を分かち合おう」をスローガンに支援活動を行っています。
前回のコラムではサスティナブルコスメの定義やSDGsの取り組みについてお話しましたが、残念ながら日本は海外の国々と比べるとサスティナブル後進国と位置づけされています。まだまだSDGsは浸透していない、そして私たち一人ひとりに「課題を解決しよう」という意識が不足しているのです。
このコラムの内容(もくじ)
日本でサスティナブルが浸透しにくい背景
前回のコラムでは地方自治体レベルでのSDGsに対する取り組みの高い関心度についてお話しましたが、実際生活者のレベルではまだまだ低いのが現実です。2021年の調査ではコロナ禍を経てSDGsへの関心が高まったものの、「SDGsの具体的な内容については分からない」または「SDGsを知らない」とした人は全体の8割を占めます。(*)
株式会社電通による「SDGsに関する生活者調査」2021年全国10~70代の男女計1,400人を対象経済や技術、教育の水準は世界の中でもトップクラスと言える日本。そして紛争や難民、貧困地域は遠い海外の国で起きていると感じられるほど日本は豊かで平和です。
この恵まれた日本に住む私たちは、SDGsが掲げるグローバルな環境改善や人権、紛争などの社会的課題は“どこか他人事”に思え、日本政府が取り組むべき課題だ。と考える人が多いのも否めません。
このような私たちの意識の差が日常生活の中で“何を選ぶべきか”というシンプルな行動としてサスティナブルが選ばれにくい状況なのです。
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ラグジュアリーブランドがリードするサスティナブルな未来
海を渡った海外ではどのような取り組みがされているでしょうか。中でもヨーロッパは特にサスティナブルな企業活動や国民の消費活動の意識が高く、生活に根付いているため、率先して取り組まれています。
GUCCIが掲げるサスティナビリティ戦略
社会や環境のサスティナビリティを目指した革新的な道筋を通してブランド価値を示すための、「Culture of Purpose」強化の持続可能な10カ年計画を打ち出しました。
ファッション界においてもサスティナブルをリードすべく、人と地球の未来にポジティブな変化を与えようと具体的な長期目標を据えています。 中にはジェンダーの平等推進、2025年までに40%(2015年相対値)の環境負荷削減、環境に優しい原材料や製造工程の実現など多岐にわたり、2020年末には再生可能エネルギーへの切り替えを達成しました。
またジェンダーの平等についても精力的に発信しているグッチは、2013年に立ち上げた「CHIME FOR CHANGE」で、ジェンダー改革のためのグローバルプロジェクトを推進しています。
グッチのサステナビリティ戦略ランボルギーニはイタリアで最もサスティナブルな企業として受賞
サスティナブルな取り組みについて、企業としての決定だけでなく、一人ひとりの決定が違う未来をもたらすと信じ、従業員みなが「まずは1時間、気候変動や自信の行動と習慣が地球に与える影響について考える」という「#Project1Hour」に参加。自動車業界全体に変革を起こそうと具体的な取り組み目標も据えています。(*1)
*1 Lamborghini’s commitment to SDGs *2グリーンスター2021賞は、ドイツ品質・財務研究所とハンブルグの経営・経済研究所が共同で選出するアワード。2020年4月22日を地球環境について考える日として「アースデイ」が制定されました。そこでランボルギーニはイタリアで最もサスティナブルな企業(持続可能性に貢献する企業)として、グリーンスター2021(*2)を受賞しました。
今最も厳しいグリーン認証を取得した ヘアケアブランド eLGON(エルゴン)
イタリアで創業から50年。グリーン・ブランドの先駆けとしてサスティナビリティや環境保護に取り組むeLGON(エルゴン)は、フェアトレードによる原料栽培や生分解性の高いパッケージと原料の採用のほか、アフリカの貧困に苦しむ女性のための職業訓練学校を設立するなど、「Share the Future-未来を分かち合おう」をスローガンに支援活動を行っています。
時代はオーガニックを超えてサスティナブルへ
エルゴンが取得したグリーン認証は、原材料から製造において厳しい基準を定める国際サスティナブル認証mother science(マザーサイエンス)です。第三者機関および400人の及ぶ環境問題などの専門家の厳格な検査のもと、オーガニックやフェアトレード原料などを使い、環境への影響を最小限に抑えるため生分解性の高い材料を選び、リサイクル可能な包装資材を用いています。
有害な成分の排除
一般的な化粧品に使われる素材のうち、国際サスティナブル認証mother scienceが定める有害な以下の成分を一切使用していません。
シリコーン、ラウリル硫酸塩(SLS)、ラウレス硫酸塩(SLES)、パラベン、石油化合物、ホルムアルデヒド放出剤、人工着色料、コカミドDEA、ポリエチレングリコール(PEG)、チアゾリノン類、ラノリン、推進剤ガス
大人から子供まで、敏感肌やヴィーガンの方も安心して使えるヘアケア
エルゴンのイマジェアラインではイマジェアの配合成分の9割*までを天然由来成分を使用し、ベースとなる水はイタリア・アルプスの水を使用しています。
ヴィーガン、ハラール、センシティブ肌など、だれもが安心して長く使える、極上の使い心地を叶えたオーガニックを超えるヘアケア製品です。
【eLGONの考える「地球の未来を守る」ものづくり】を読む
プラ容器を減らしてお得にサスティナブルeLGON製品ランキング
毎日使うものだからパッケージもサスティナブルな選択をしたいですよね。eLGONでは詰め替え用としても便利な業務用サイズが豊富です。
しかもこれらのパッケージに使われているプラスチックはリサイクルから生まれた100%リサイクルPET素材です。
3位イマジェア ダメージケアシャンプー1L/トリートメント500ml
ダメージヘアやまとまりにくい硬い髪、カラーヘアの後におすすめの「穀物の母」と呼ばれる栄養価の高いスーパーフード、キノアとエイジングケア*のザクロを贅沢に配合。
2位イマジェア エッセンシャルシャンプー詰め替え用4L
サスティナブル認証のもとスーパーフードのバイオレットライスがエイジングケア*と乾燥しがちな髪の保湿を、オレンジエキスとオレンジオイルが頭皮と髪に活力を与えます。
たっぷり使える4Lの業務用サイズ。プラスチックボトルを使用せず、袋タイプの詰め替え用です。
1位イマジェア ダメージケアシャンプー詰め替え用4L
3位のイマジェア ダメージケアシャンプー1Lをたっぷり使える4Lの詰め替え用タイプ。
今ある容器に詰め替えて家族みんなで使えるサスティナブルパッケージです。
サスティナブルな暮らしを今は一人ひとりが意識して小さな行動から変えていく必要があります。きっと30年後サスティナブルという言葉がなくなり、サスティナブルな暮らしが当たり前の世界になるように。
このコラムのまとめ
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